2013-04-02

009_何に関しても言えることですが


相手の共感があって初めて成り立つコトって多いなぁ、
という言わずもがなブログです。



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特に日本の「エンターテインメント」と「共感」は
切っても切れない関係だなぁと感じます。


例えば
落語: 扇子をお箸やキセルに見立る
     →共通認識ありきで、あるものを別のものに見せる
茶道: 元々漁で使う籠を花入れに見立てる
     →本来の目的とは別のことに利用する
などなど。

オマージュやパロディも、元ネタを理解して初めて
共感でき、面白いと思えるエンターテインメントだなぁと。

「見立て」「演出」最近気になるワードです。
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和菓子を成り立たせている要素に「名前」があります。
シンプルな形と色の組み合わせで、
四季を彩るアレコレを表現した和菓子。
造形ができあがり、最後に名前を付けることで
初めて和菓子として完成するように感じます。

クスリとさせられるユーモアに富んだお菓子も多く、
その名前に惹かれて買ってしまうことも多々。
ここにも作り手と受け手に「共感」があるなぁと。
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しかし!本当に空腹でどうしようもない時は、
そんなユーモアとか共感とかは どうでもよくなってしまって、
美しい造形に見向きもせず食べ物は胃の中へ…なんてことも(体験談)
野生的な気持ちの時は白いご飯が一番おいしいのかも。
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エンターテインメントを楽しめる余裕が欲しいものです…。

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