2013-06-03

010_卒業研究

卒業研究について

茶道具・和菓子の提案あたりを
考えていたのですが、なんか違うなぁと感じてしまったため、
テーマを変更することに。



自分が本当に気になるテーマは何なのかを探るべく、
最近は日本美術を扱った本を読んでいました。

読んでみて気付いたことは、

やはり和風なデザインに惹かれる
理由は「見立て」という要素があるから。
だったんですねー。

見立てにも色々な意味がありますが、
この場合は「絵画・文学などの分野における見立て」です。(Weblio辞書より
意義素・用例類語・縁語
商品・表現などに関する見立て鑑識眼 ・ 眼識 ・ 鑑賞力 ・ センス ・ 直観 ・ 洞察力 ・ (すぐれた)批評眼 ・評価力 ・ 批判(力)
医者・政治家などの見立て診たて ・ 診断 ・ 判断 ・ 所見 ・見通し・ 判定 ・ (~という)読み
絵画・文学などの分野における見立てたとえ ・ 比喩 ・ 花言葉 ・ 誕生石 ・ 関連づけ ・ (見事な)連想

もっと詳しく言うと…
別の姿・存在などに見立てる
(~に)なぞらえる  (~と)関連づける  (~に)かこつける  (~として)見る  (~と~を)重ね合わせる  (~と)見なす  (~に)たとえる  (~として)扱う  (~を)擬人化する  (~を~に)擬する  (~と)比する

という意味だそうです。
日本庭園枯山水、あやとり・折り紙、OOH広告、浮世絵・歌舞伎、
積み木・レゴ、和歌、戯書・葦手絵、茶道具のアレンジ
なんかも見立てを使ったデザインの一種なのだとか。
(本ブログで追々紹介していきます。ゼミTwitterやtumblrには随時垂れ流しています。)

「見立て」や「オマージュ」など、
元ネタがある表現は、元ネタを知っていないと面白みが無いし、
そもそも理解できないため、「見立て」を理解するには
なんだか色んな知識が必要になってくるようです(遠い目)。

でも、直感的に面白いと感じられる作品も沢山あるので、
気負わずに「見立てを使った実例」を探して、
ブログにアップしていこうと思います。


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